Topological Quantum Phenomena in Condensed Matter with Broken Symmetries

ホーム > 平成24年度 計画研究班トピックス

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○ 計画研究 A01

■ 時間反転対称性を破る超伝導体の新奇界面現象

A01班では、クーパー対の軌道角運動量が整列する「カイラル超伝導体」や強磁性体を含む超伝導接合などにおける、時間反転対称性の破れた超伝導状態を中心に、トポロジカルに特徴づけられる新奇現象の研究を進めている。ニュースレター前号ではルテニウム酸化物超伝導体のSIN接合でのカイラルエッジ状態密度の観測、トポロジカル超伝導接合素子の提案と実証、磁化による半整数フラクソイド状態の観測など、多彩なトポロジカル量子現象についてご紹介した。今回はその後の研究成果を中心にご紹介する。 【記事全文】pdf.icon(2,033KB)

○ 計画研究 B01

■ スピン三重項超流動体の新奇界面現象

B01班では、スピン三重項超流動体である超流動3Heを主な研究対象とし、液体界面での新奇現象や秩序変数の制御により発現する現象の探索と物理的解釈、また同じスピン三重項状態であるカイラル超伝導物質で起こる現象との類似性・普遍性の探求、さらにボース−アインシュタイン凝縮状態や冷却原子系の研究を通して、トポロジカル量子現象の研究を進めている。以下に今年度に得られたトピックスをまとめる。 【記事全文】pdf.icon(2,011KB)

○ 計画研究 C01

■  空間反転対称性を破る電子流体の新奇界面現象

計画班C01は空間反転対称性の破れた超伝導体におけるスピン軌道相互作用の制御と超伝導特性の解明、絶縁体薄膜の作製、トポロジカルクリスタル絶縁体の開発、銅酸化物絶縁体の電場によるドーピング、及びPdCrO2のホール効果の理論計算などに取り組んだ。ここでは、以下の4トピックスについて紹介する。 【記事全文】pdf.icon(1,875KB)

○ 計画研究 D01

■ トポロジカル凝縮系の理論

理論家で構成されるD班は、すでにA-C班の項目で述べてきたように、各班の実験・理論グループとの共同研究を有効に推し進めて研究を行っている。またD班独自の成果も多数あげた。 【記事全文】pdf.icon(1,661KB)


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