Topo-Q, etc.

募集(公募研究 H30-H31)

【公募研究の位置づけ】

 公募研究は計画研究と相補的な位置づけにあり、計画班と密接に連携しつつも異なった手法や視点で独自の研究を推進できる研究者を想定しています。公募研究では若手研究者の育成にも重点を置き、自立した研究を行なえるよう支援します。公募研究のメンバーは、領域研究会などのプログラムにも積極的に参加して頂きます。
 計画研究は、物質に即した3つの班A01~C01と、その連携を強固にする理論班D01からなっています。これに対応して、公募研究A01~C01は物質に即した実験研究、公募研究D02~D04は理論研究を対象とします。

【採択件数の目安】

 実験系の公募研究はA01~C01のいずれかに、また理論系の公募研究はD02~D04のいずれかに応募して頂きます(D02~D04の公募研究は、理論班D01に加え、表のように計画研究A01~C01との連携研究を想定しています)。
研究項目応募上限額(単年度)採択目安件数
A01 トポロジーと強相関(実験) 500万円
250万円
2件
7件
B01 トポロジーと対称性(実験)
C01 トポロジーとナノサイエンス(実験)
D02 トポロジーと新概念(強相関:計画研究A01と連携) 150万円 8件
D03 トポロジーと新概念(対称性:計画研究B01と連携)
D04 トポロジーと新概念(ナノサイエンス:計画研究C01と連携)

【想定される公募研究の例】

 各計画研究代表者の連絡先については、メンバーリストをご参照ください。
A01: トポロジーと強相関(実験)
強相関トポロジカル物質の合成、トポロジカル超伝導の接合や界面の研究、トポロジカル量子現象の解明、スピン三重項超伝導・ヘリウム超流動の研究など。
B01: トポロジーと対称性(実験)
新奇トポロジカル物質探索、ディラック・ワイル半金属の研究、先端分光・ナノプローブなどによる物性解明、トポロジカル超伝導、接合系、奇周波数電子対、デバイス応用など。
C01: トポロジーとナノサイエンス(実験)
量子ホール系、量子スピンホール系、ハイブリッド系材料、原子層物質などを含むトポロジカル物質を対象とし、素子作製技術、量子現象・輸送現象・光学特性・熱輸送などの物性解明、トポロジカル現象の探索など。冷却原子系、非平衡系の研究も歓迎します。
D02-D04: トポロジーと新概念(理論)
D02:
強相関、計画研究A01と連携
D03:
対称性、計画研究B01と連携
D04:
ナノサイエンス、計画研究C01と連携

強相関トポロジカル現象、トポロジカル絶縁体、トポロジカル半金属、超伝導接合系、冷却原子系や超流動体におけるトポロジカル現象、時間駆動系・非平衡系、第一原理計算、など。本領域に密接に関連する高エネルギー物理に関連したトポロジカル相の理論研究も歓迎します。

★科研費の重複応募制限に関する情報★

「新学術領域研究(研究領域提案型)の公募研究への応募は2件まで可(同一領域は不可)」
 この情報は科研費‐公募要領(新学術領域研究・特別研究促進費)[PDF:3848KB] の14ページ目に記載されています。

募集(公募研究 H28-H29)

募集は締め切りました。