Achievements
Outreach FY2016 (Heisei 28)
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- 研究代表者(二重下線+太字)、研究分担者(一重下線)、連携研究者(点線下線)、公募研究代表者(二重下線)、PD(フォントの色付けのみ) に装飾しています。
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ノーベル賞に挑戦!原子層状物質劈開スクール
(2017年3月16日@東京大学生産技術研究所)
講師:増渕 覚
対象:中学生と教員、13名
主催:私立明法中学グローバルエンデバーコース・子供の理科離れをなくす会
同校の中学3年生12名が東京大学生産技術研究所を訪問し、スコッチテープ法(機械的剥離法)を用いた単原子層グラフェンの劈開に挑戦した。まず、単結晶シリコン基板を劈開することで、物質の結晶軸と劈開面に関する理解を深めた後、グラファイト薄片をスコッチテープ上で劈開しシリコン基板に転写した。光学顕微鏡を用いて単層グラフェンを探索し、作業を行った全員が単層グラフェン作製に成功したことを確認した。
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スーパーサイエンスハイスクール Zeze Science Project 2016
(2017年2月25日@滋賀県立膳所高等学校)
講師:手塚 真樹
対象:高校生と教員、約40名
主催:滋賀県立膳所高等学校(滋賀県教育委員会)
同校の2年生約30名が1年間かけて2-4名の班に分かれて行った課題研究に基づき英語のプレゼンテーションを行う発表会に、京都大学・滋賀県立大学などの若手教員・研究員等からなる審査員の一員として参加し、各発表後の質問を行った。また、この発表会は高校生らの3月のイギリス研修中に行う発表の練習会を兼ねるものであり、アドヴァイスを含むコメントを各発表について記載し、同校の教員を通して本人たちに伝達した。
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東京薬科大学による研究室訪問
(2017年2月15日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:東京薬科大学(10名)
研究発表会、及びポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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シンガポール国立大・オーストラリアLa Trobe大学による研究室訪問
(2017年2月13日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:シンガポール国立大、オーストラリアLa Trobe大関係者(19名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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SEEDS2016:物性物理学における対称性とトポロジー
2016年12月17日@大阪大学大学院基礎工学研究科
講師:水島 健
対象:高校生、7名
物性物理学における重要なキーワード「対称性」と「トポロジー」について、高校生に向けて講義を行った。2016年度ノーベル物理学賞との関連についても触れた。
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宇都宮高等学校による研究室訪問
(2016年11月29日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:宇都宮高等学校(21名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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「トポロジカルな物質と超伝導」京都府私立中学高等学校理科研修会(物理部会)
(2016年11月26日@京都大学理学研究科)
講師:前野 悦輝
対象:中学・高等学校の理科教員、8名
主催:京都府 私立中学高等学校 理科研究会
「2016 ノーベル物理学賞について」と「トポロジカルな物質と超伝導」についての講演、および実験室の装置見学を行った。質疑応答や意見交換の時間を十分に設け、アンケートも行った。
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サイエンスプラザ2016
(2016年11月23日@NTT厚木研究開発センタ)
講師:村木 康二
対象:一般の方。
ポスターの展示と説明を行った。
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発光ダイオードはなぜ省エネルギーなのか?~原子・量子・光について(演示実験を交えて)~
(2016年11月18日@栃木県立宇都宮東高等学校)
講師:野村 晋太郎
対象:宇都宮東高等学校在学の1年生~2年生の希望者、31名
主催:栃木県立宇都宮東高等学校「大学講座」
発光ダイオードはなぜ省エネルギーなのか?の疑問に答えるために、原子、量子、光に基づいた解説を行い、あわせて関連する演示実験を行った。
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半導体で電子の独楽回し操る新分野-スピントロニクス-
(2016年11月11日@岐阜県立岐阜高等学校)
講師:好田 誠
対象:岐阜県立岐阜高等学校在学の1年生の希望者、340名
主催:岐阜県立岐阜高等学校「大学講座」
半導体の電子とスピンの性質とは何かを説明し、ハードディスクの原理や量子コンピュータへの応用について講義を行った。
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さくらサイエンスハイスクールプログラム インド学部学生研究室見学
(2016年11月10日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:インド学部学生(15名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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前橋高等学校による研究室訪問
(2016年11月8日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:前橋高等学校(36名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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今年のノーベル賞: 物理学賞について
(2016年10月11日@学習院大学理学部)
講師:宇田川 将文
対象:一般参加
主宰:学習院大学理学部
2016年ノーベル物理学賞について、非専門家向けの解説を行なった。
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事実は小説より奇なり~量子の世界への誘い
(2016年10月9日@大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール)
講師:上田 正仁
対象:高校生以上の学生及び一般の方(200名前後)
主催:大阪大学総合学術博物館湯川記念室
物理学の成果を広く一般の方々に知っていただく機会を提供することにより、最先端の学問に触れてもらうことを目的とした講演をおこなった。
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事実は小説より奇なり~量子の世界への誘い
(2016年10月8日@灘校)
講師:上田 正仁
対象:灘校在学の中学2年生~高校2年生希望者(50名前後)
主催:灘中学校・高等学校 土曜講座事務局
量子論に触れることで中高校生の物理学への興味をさらに伸ばす手助けをすることを目的とした講演をおこなった。
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松江北高等学校による研究室訪問
(2016年10月6日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:松江北高等学校(8名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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JASIS展
(2016年9月7日-9日@幕張メッセ)
講師:柏谷 聡
出品者:産総研電子光技術研究部門、NV-NMRチーム
対象:一般参加者
主催:JASIS 事務局 一般社団法人 日本分析機器工業会内
トポロジカルエッジ電流の観察を目指した、ダイヤモンド量子センシングデバイスの技術展示を行った。
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低温工学基礎技術講習会
(2016年8月29日-31日@大阪市立大学理学研究科・大阪市立大学文化交流センター)
講師:石川 修六 他
対象:企業・大学の若手研究者および大学院生・学生、18名
主催:公益社団法人 低温工学・超電導学会関西支部
1日目は大阪市立大学文化交流センター(梅田)で講義。2,3日目は大阪市大と大阪大学で2班に分かれて実習。1日目の中で「温度計測」の講師を担当。2,3日目は、大阪市大での「低温物性基礎実験」実習を担当。講義では既に研究・開発に従事している若手研究者から具体的な質問が多かった。実習では、液体窒素と液体ヘリウムとを用いて実験装置を冷却し、超流動現象、熱音響振動現象の観測した。基礎実験なので、若手研究者でも初めてのことが多かったようだ。実習終了後は、研究室の超低温実験装置を見学してもらった。
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東京工業大学オープンキャンパス
(2016年8月11日@東京工業大学)
講師:藤澤 利正
対象:高校生、27名
「電子1個を操るナノテクノロジー」というタイトルで研究室公開を行った。研究の概略、実験室見学、シミュレーションによる模擬実験を行ったあと、ホール効果の実験を通じて実験研究の面白さを体験させた。
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京都大学オープンキャンパス
(2016年8月10日@京都大学)
講師:前野 悦輝、松田 祐司、寺嶋 孝仁、笠原 裕一、米澤 進吾
対象:高校生 合計約50名。
固体量子物性・量子凝縮物性の両研究室合同で超伝導に関するデモ実験を行った。
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アムステルダム大学による研究室訪問
(2016年8月9日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:アムステルダム大学(30名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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吉林大学「唐敖慶クラス(TAQクラス)」学生夏季研修
(2016年8月5日@名古屋大学工学研究科)
講師:田仲 由喜夫、川口 由紀
対象:学部生、6名
中国吉林省長春市から来日した吉林大学物理学院の学部2年生を対象に、超伝導および冷却原子気体に関する英語での講義を行った。
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南陽高校サイエンスリサーチ科夏季実習
(2016年8月5日@京都大学理学研究科)
講師:前野 悦輝、米澤 進吾
対象:高校生、10名
実験結果の発表会・ラボツアーを行った。
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湘南高等学校による研究室訪問
(2016年8月3日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:湘南高等学校(16名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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筑紫丘高等学校による研究室訪問
(2016年8月2日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:筑紫丘高等学校(10名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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昭和電工株式会社依頼による研究室訪問
(2016年8月2日@東京大学理学系研究科)
講師:秋山 了太、長谷川 修司
対象:浙江大学、上海交通大学、大連理工大学の学生(19名)
ポスターによる研究紹介とラボツアーを行った。
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高大連携授業 京都産業大学附属高校
(2016年8月1日@京都産業大学附属高校)
講師:瀬川 耕司
対象:高校2年生 のべ10名
「大気の役割と真空」の講義を行った。
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創造性の育成塾・第11回夏合宿
(2016年7月30日@東レ総合研修センター)
講師:上田 正仁
対象:日本国内の中学校2年生約40名とアジアからの参加者約10名
主催:NPO法人ネットジャーナリスト協会「創造性の育成塾」
全国から選抜された理科好きの中学2年生とアジア各国からの塾生を対象に、科学への興味を発展させ創造性や自ら考える力を伸ばすべく講義を行った。
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東北大学オープンキャンパス
(2016年7月27日-28日@東北大学)
講師:好田 誠
対象:高校生・一般の方 約100名(2日間)
半導体スピントロニクスについて理解してもらうために、角運動量の保存則に関する実験を行った。
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「液体窒素で物質を冷やすと科学がわかってくる!」
(2016年7月27日@大阪市立大学理学研究科)
講師:石川 修六
対象:東海大付属仰星高等学校 49名(1,2年生)
液体窒素を用いて、常温では観測出来ない現象をいくつか実演し、科学的な考え方を説明した。こちらからの問いかけに対して活発に答えてくれ、また質問も多くあり盛況であった。人数が多くて研究室の見学は出来なかったので、付属施設の人工光合成研究センターと学術情報総合センターの見学を行った。
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立命館守山高等学校 京都大学研究室訪問
(2016年7月26日@京都大学理学研究科)
講師:前野 悦輝、米澤 進吾
対象:高校生と教員、25名
主催:立命館守山高等学校(滋賀県)
スーパーサイエンスハイスクール事業の高校2年生を対象に、京都大学において、超伝導の歴史、性質、先端研究を紹介するとともに、電気抵抗測定やマイスナー効果・ピン止め効果など超伝導の実演を行った。さらに元素の立体周期表の紹介と製作、研究室のツアーも行った。
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南陽高校サイエンスリサーチ科夏季実習
(2016年7月22日@京都大学理学研究科)
講師:米澤 進吾
対象:高校生、10名
高温超伝導体の電気抵抗と磁化率の測定を行った。
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南陽高校サイエンスリサーチ科夏季実習
(2016年7月9日@京都大学理学研究科)
講師:米澤 進吾
対象:高校生、10名
液体窒素の実験、超伝導体の磁気浮上実験を行った。
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電気伝導と量子力学 -オームの法則から超伝導まで-
(2016年6月20日@大阪大学基礎工学部)
講師:藤本 聡
対象:文系学生、医学生、20名
主催:大阪大学基礎工学部
医学生を対象に、量子力学、超伝導の入門的解説を行う。
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京都大学ローレンツ祭オープンラボ
(2016年5月13日@京都大学物理学・宇宙物理学専攻)
講師:佐藤 昌利
対象:京都大学、大阪大学などの学部学生10名程度
トポロジカル物質の示す興味深い性質について、パワーポイントを用いて平易に解説した。
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京都大学ローレンツ祭オープンラボ
(2016年5月13日@京都大学物理学・宇宙物理学専攻)
講師:川上 則雄
凝縮系物理学、中でもトポロジカル量子現象の面白さについてパワーポイントを用いて平易に解説した。本新学術領域のアクティビティについても説明した。
対象:京都大学、大阪大学、立命館大学、東京理科大学などの学部学生25名程度。
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大阪大学いちょう祭「磁石であそぼう」
(2016年5月1日-2日@大阪大学豊中キャンパス)
講師:小林 研介 他
対象:小中学生、高校生、一般 約200名
ネオジム磁石、磁性流体、グラファイトの反磁性、ガウス銃など、磁石や磁性を使ったデモ実験を通じて、物性物理学の魅力を体験していただいた。