本計画研究「強相関物質のトポロジカル相」の目的は、電子間の相互作用が強い物質（強相関物質）で発現する超伝導体・モット絶縁体・半金属などの相での、トポロジカルに非自明な量子凝縮状態や量子相転移の研究を格段に深化・発展させることである。【記事全文】(980KB)

　本計画研究「対称性に基づいた新奇なトポロジカル相の探求」の目的は、対称性とスピン軌道相互作用を起源とする新しい種類のトポロジカル物質を探索するとともに、トポロジカル物質が発現する新奇量子現象やエキゾチック準粒子の性質を解明することである。【記事全文】(1120KB)

　本計画研究「トポロジカル物質ナノ構造の輸送現象」では、半導体ヘテロ構造・低次元ナノ構造や超伝導体・強磁性体のハイブリッド構造をベースとした人工的な「トポロジカル物質ナノ構造」を用いて、個々のバルク母材料にはない新奇なトポロジカル量子現象を引き出し、トポロジカル系に特有なエキゾチックな準粒子の振る舞いを明らかにするとともに、準粒子を用いた新しいトポロジカル物質ナノ構造デバイスの基礎原理を提案し原理実証を行うことを目的としている。【記事全文】(800KB)

　本計画研究「トポロジカル相におけるエキゾチック準粒子」の目的は、物質科学の新たな局面を切り開きつつあるトポロジカル量子相とそこに発現するエキゾチック準粒子の基本的性質を理論的に解明し、さらに個々の物質の詳細によらない普遍的な物理現象と法則を探究することである。【記事全文】(993KB)