研究紹介のページです。
La置換により誘起された(Ca1-xLax)FeAs2における反強磁性状態に圧力をかけることで超伝導が出現することを発見しました。
e-mail: kitagawa.shunsaku.8u + at + kyoto-u.ac.jp
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鉄系超伝導体(Ca1-xLax)FeAs2は他の鉄系超伝導体と異なり、La置換により電子ドープすると、反強磁性相が出現します。我々はこの基底状態が反強磁性相の(Ca1-xLax)FeAs2に圧力を加えることで超伝導が出現することを発見しました。これはLa置換とは異なる効果であり、むしろCoやNiを置換する効果と似ています。
本研究は岡山大学での研究成果で、野原研との共同研究です。この結果はJ. Phys. Soc. Jpn.誌に掲載されています。