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博士1年C氏の場合

とある院生のミーティング生活。

【11時半】大学に来て昼食をとる。 今日は16時から実験状況やこれからの計画を教授と相談するミーティングがある。 その資料を作るために頑張って早起きした。

【12時】食事から戻ると、「今日のミーティングって18時になったん?」と助教の○氏から聞かれる。 メールを開いてみると、どうやら16時半から来客があるようだ。 「それでは18時からでお願いします」と返しておく。 これで2時間の余裕ができたのでのんびり準備できそう。 メールを開いたときに「6件も未読ある!」と驚いて叫ぶと、「6件かよ、学生はいいなぁ」と○氏がつぶやいた。 いったい○氏は毎日何件のメールを処理しているのか。

【14時頃?】ミーティングのために留学生や共同研究の成果もまとめないといけないが、 自分がやっていない実験結果をまとめるのは単なる作業に感じられてあまりおもしろくない。 気晴らしに後輩の就活の話を聞いたり、研究不正についてのe-Learningを受ける。 ついでにA氏から研究室の1日を書けと催促される。 B氏の1日は執筆を依頼した翌日には完成していたらしい。

【16時過ぎ】昼過ぎから教授とミーティングをしていた後輩が戻ってきた。 そろそろ来客が来る時間か。 ところがその後輩から驚きの報告を受ける。
後輩「Cさん、18時からのミーティングが今からになったらしいです」
私「いやいや、遅くするのはウェルカムやけど早くするのはダメだろ!」
後輩「(教授に)直接言ってきてください」
○氏「もともと16時やったやん。なんかお客さんが遅くなるみたい。」
私「資料できてない……」
一度上げてから落とすスタイルは本当にひどいと思う。 まあ今回は来年度の実験計画を練るのが主な目的だし、実験結果はまとまったところまででいーか。

【16時半】できたところまでの資料を印刷してミーティング開始。 今までは外国人の先輩と一緒に実験していたからミーティングが英語だったが、その先輩が卒業するので今日からは日本語で良さそう。 言いたいことが言えるって素晴らしい。

【18時】遅くなると言っていたお客様がいらっしゃったのでミーティング強制終了。 1時間半とは短いミーティングだった。 しかし来年度の予定はイマイチまとまらなかった。

【19時】アイスを食べながらA氏や後輩と今年度卒業する人の送別会をどうするとか居室の机が全部新しくなるらしいとか 机はどうでもいいからカーペットを新しくしてほしいとか最優先はソファーだとかこたつがほしいとかいろいろ話す。 アイスは冬に食べてもおいしい。 こたつがあればきっともっとおいしい。 居室にはオフィスグリコが設置されているので便利。

【20時】夜になったので夕食を食べて帰る。 日付が変わる前に帰るのは珍しい気がするが、今日は早朝に来たので許されるはず。 実験したい一日だった。 明日は論文についてのミーティングだ。