2025年10月4日から16日の日程で、フランス・グルノーブルにあるフランス国立強磁場研究所(LNCMI)を訪問し、UTe2の強磁場NMR実験を行いました。参加したのは、原研の徳永陽グループリーダー、京大の石田教授、そして私(松村D2)です。
マシンタイムは10月7日から13日までの1週間で、最大30 Tの磁場を利用したNMRによるスピン磁化率測定を実施しました。LNCMIでは、高磁場NMRの専門家が長年にわたり装置やソフトウェアを改良しており、現地で得られる知見は非常に貴重でした。また、フランスの博士課程学生と、お互いのデータを見せ合いながら議論する機会もあり、刺激的な交流となりました。
なお、30 Tの実験は1時間あたり約5,500ユーロと非常に高価なため、限られた時間の中で効率的に測定を進める必要があり、緊張感のある実験となりました。



最終日に現地の研究者に誘われて伝統的なフランス料理のお店へ。滞在中の食事は食堂やチーズや生ハムをはさんだ簡単な自作のサンドイッチが中心だったので(それらも美味しかったですが)、この日の料理は特に印象に残っています。
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