トピカルミーティング「アシンメトリ量子物質の新展開:多極子のスケールシームレス化に向けて」@山梨県立図書館 出張報告

2025年6月11日から6月13日まで、山梨県立図書館でトピカルミーティング「アシンメトリ量子物質の新展開:多極子のスケールシームレス化に向けて」が行われました。研究室からは学生2名が参加しました。

新幹線と特急を乗り継いだ長旅のあと、会場となる山梨県立図書館にたどり着きました。外はガラス張り、中は吹き抜けで開放感があり、おしゃれな会場にテンションが上ります。

今回のトピカルミーティングでは、最初に「山梨とカイラリティ〜右と左の不思議〜」と題して、名古屋工業大学の大原繁男教授による市民講演が行われました。会場の前方は一般参加者でほぼ埋まり、たいへん賑わっていました。身近な題材からカイラリティの概念が紹介され、途中にはクイズも交えながら進行。全体を通して「非対称性が機能をもつ」というキーワードが軸になって展開していく構成がとても面白く、自然と会場全体が話に引き込まれている様子でした。
初日の夜ごはん。この研究会で知り合った同い年の別の大学の学生も交えて、研究生活の話ができました。甲州信玄どりの親子丼、美味しかった!

2日目は、自分が測定している物質の試料を提供してくださっている先生の講演がありました。関連物質の知見が広がって嬉しかったです。

お昼のあとは、ポスター発表です。筆者にとって、初めてのポスター発表に緊張の面持ち。研究者の方々も、学生もたくさん来てくださって、いろいろな角度から質問やコメントをくださいました。
2日目の昼は図書館のカフェでいただきました。
2日目の夜は情報交換会。
馬刺しにお刺身、唐揚げ、といろいろいただいてお腹いっぱいになったころ、1人1つほうとうのお鍋が出てきて驚きました。
3日目のお昼は少し離れたカフェでいただきました。

3日間の研究会を終えて、帰ろうとすると、電車のトラブルが発生。復旧までに数時間かかりそうだったので、急遽甲府観光をすることに。

甲府城跡からの眺望
電車が復旧して塩尻までたどり着きました。次の乗り換え前で1時間あったので、塩尻観光。なんと、駅のホームにぶどう園がありました。

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