「アシンメトリ量子」令和6年度 領域全体会議・公募研究キックオフ会議@東広島芸術文化ホール 出張報告

2024年5月29日から31日までの3日間、東広島芸術文化ホールにて「アシンメトリ量子」令和6年度 領域全体会議・公募研究キックオフ会議が開催され、この記事の著者である堀(D3)と北川准教授が参加しました。

今回のキックオフ会議には147名が参加し、34件の口頭講演と77件のポスター講演が行われたようです。さまざまな研究発表を聞くことができました。特に、C02班の吉田紘行さんの発表では、16種類ものアシンメトリ量子候補物質が紹介されてすごく印象的でした。(まさに「”More” is “different”」を体感しました!)また、当たり前ですが「非対称性(アシンメトリ)」が重要な研究会ですので、改めて対称性について(多極子、磁気点群など…)もっとしっかりと勉強しなければならないと強く感じました。

ポスターセッションや情報交換会(広島市役所10階のレストラン・ビストロパパにて)では、多くの参加者と研究についてディスカッションする機会がありました。非常に有意義な会議となりました。

ちなみに、私事ですが、嬉しいことに優秀ポスター賞を受賞しました!!!

会議終了後には、広島大学東広島キャンパスのラボツアーが行われました。私は学部時代に広島大学に所属していたので、懐かしく感じました。特に、放射光科学研究所HiSORを6年ぶりに見学することができました。また、新しく広島大学に導入された無冷媒低温材料物性自動測定システムの見学もできました。

ポスターセッションの様子。
ポスター賞を受賞しました!!!


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